☆支援センターは、誰を支援してる?☆

意味深なタイトルを付けてしまいましたが、ひとまず今日の育児日記から。




今日も、晴ちゃんと、母子共にお気に入りの支援センターへ。


今日は、いつもよりも空いていて、開館直後の10時過ぎからしばらく、広い支援センターが貸しきり状態でした。


その後、何組か来て最終的に残ったのは5組くらい。


大好きな先生にいっぱい甘えることができて、気の合うお友だちも来てくれて、気が大きくなった晴ちゃん。


いつもに増しての暴れっぷりでした。











さて。本題です。


幼稚園入園前のヤンチャ娘を持つ専業主婦の私は、支援センターの存在のお陰で、本当に子育てを支援されてると思います。


毎日、母親1人で家事をこなしながら、朝から晩までヤンチャ盛りの幼児の相手をするのは、本当に冗談抜きでかなりシンドイです。


今の季節は暑すぎて公園に行くのは躊躇するし、狭い家の中で遊ばせるにも限界があります。


そんな時、広くて、家には無いオモチャがあって、先生やお友達やママ友がいる支援センターは、とっても心強い存在。


でも。


これらは、産後患ったウツ病が完治していないながらも、こうやって支援センターでの時間を楽しめるようになった、今の自分だからこそ言えること。


世の中には、切実に、早急に支援しなければならない母子が、肝心の支援センターに来られずに密室に閉じ籠って苦しんでいます。


私にも、そんな時期がありましたからよく分かります。




そんな密室育児に苦しむママは、こんな状況下で家事と育児をしています。


上げればキリがないですが、
例えば……


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


●今まで普通に出来ていた、家事の仕方が分からない。
(皿洗いに必要以上に時間がかかる。簡単な料理もはかどらない。etc.)

●買い出しに行っても、何を買って良いのか判断できない。

●我が子のあやしかたが分からない。

●我が子を抱っこする手が震える。

●極度な不安感、動機、息切れ、暑く無いのに発汗。

etc.




そんな中、私は、勇気を出して支援センターに行ってみたこともあります。


でも。


●既に出来上がってしまったママ友グループの数々を目の当たりにして、入り込めない自分は1人ぼっちだと落ち込む。

●いざ、ママ友ができお話ししても、お互いの子供の発達状態だけを詮索するような、会話のやりとりに違和感を感じる。

●自分以外のママがすごく立派に子育てしているように写り、自分は劣っていると落ち込む。

●支援センターには、自分の居場所は無いと落ち込む。




……こんな感じで、密室育児へと戻って閉じ籠ってしまい、悪循環。




行政の相談窓口もありますが、自分が母親として劣っていると思い込んだママは、電話をかける勇気はなかなか出ないと思います。


私は、限界(寝たきりウツ)になる直前に1回だけ、行政に勇気を出して簡単な相談の電話をしたことがあります。


内容は、こんな感じだったと思います。


「季節の変わり目なので、赤ちゃんの肌着について、半袖か、長袖か、何を着せたら良いのか分からないです。」


普通の判断力があれば、その日の天気によって、臨機応変に自分で考えれば良い内容です。


その時、電話の応対をしてくれた職員の方の返事は、


「大丈夫ですよ。臨機応変に。」


的な感じだったと思います。


正直、その後、


(その、臨機応変が分からない自分は、やっぱり母親として劣ってる。)


と、さらに自分を責めてしまいました。


でも、決して、職員の方を責めるつもりはありません。


業務の傍ら取った電話だっただろうし、私も(心中どうであれ)人前ではハキハキと話すタイプなので、あの電話だけで私の心の闇が伝わるとは思えません。




【育児支援】は大きな社会問題だし、保育士不足等色んな問題点が叫ばれている中、私にはこれ以上どうすることもできません。


ひとまず言えることは、末端の立場の一専業主婦が、ここで偉そうに言葉を並べたところで、結局世の中は何も変わりません。


国の【育児支援】に対しての意識が大きく変わらなければ、それが地方にまで降りて来ることはないでしょう。



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この記事へのコメント
分かります!
生後半年未満は、まだ遊ぶことができないから支援センターに行きづらい。行けるようになってもママとの会話に疲れて帰ってくる。育休明け前の1才前後の子供が多いため、やんちゃな3才児のママが遠慮してしまった。などの場面に遭遇したことがあり、違和感を感じました。


あと発達の遅れを相談しても「気にすることない」が常套句。理学療法士や心理カウンセラーがいる支援センターが欲しいです。

そして子育て中のママが保育士の資格を取りやすくする試みがありますが、ピアノが弾けないため躊躇します。


ブログを読んでコメントしたくなってしまいました。初めてなのに失礼しました。
Posted by ゆきやこんこん at 2014年07月19日 05:18
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