意味深なタイトルを付けてしまいましたが、ひとまず今日の育児日記から。
今日も、晴ちゃんと、母子共にお気に入りの支援センターへ。
今日は、いつもよりも空いていて、開館直後の10時過ぎからしばらく、広い支援センターが貸しきり状態でした。
その後、何組か来て最終的に残ったのは5組くらい。
大好きな先生にいっぱい甘えることができて、気の合うお友だちも来てくれて、気が大きくなった晴ちゃん。
いつもに増しての暴れっぷりでした。
さて。本題です。
幼稚園入園前のヤンチャ娘を持つ専業主婦の私は、支援センターの存在のお陰で、本当に子育てを支援されてると思います。
毎日、母親1人で家事をこなしながら、朝から晩までヤンチャ盛りの幼児の相手をするのは、本当に冗談抜きでかなりシンドイです。
今の季節は暑すぎて公園に行くのは躊躇するし、狭い家の中で遊ばせるにも限界があります。
そんな時、広くて、家には無いオモチャがあって、先生やお友達やママ友がいる支援センターは、とっても心強い存在。
でも。
これらは、産後患ったウツ病が完治していないながらも、こうやって支援センターでの時間を楽しめるようになった、今の自分だからこそ言えること。
世の中には、切実に、早急に支援しなければならない母子が、肝心の支援センターに来られずに密室に閉じ籠って苦しんでいます。
私にも、そんな時期がありましたからよく分かります。
そんな密室育児に苦しむママは、こんな状況下で家事と育児をしています。
上げればキリがないですが、
例えば……
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●今まで普通に出来ていた、家事の仕方が分からない。
(皿洗いに必要以上に時間がかかる。簡単な料理もはかどらない。etc.)
●買い出しに行っても、何を買って良いのか判断できない。
●我が子のあやしかたが分からない。
●我が子を抱っこする手が震える。
●極度な不安感、動機、息切れ、暑く無いのに発汗。
etc.
そんな中、私は、勇気を出して支援センターに行ってみたこともあります。
でも。
●既に出来上がってしまったママ友グループの数々を目の当たりにして、入り込めない自分は1人ぼっちだと落ち込む。
●いざ、ママ友ができお話ししても、お互いの子供の発達状態だけを詮索するような、会話のやりとりに違和感を感じる。
●自分以外のママがすごく立派に子育てしているように写り、自分は劣っていると落ち込む。
●支援センターには、自分の居場所は無いと落ち込む。
……こんな感じで、密室育児へと戻って閉じ籠ってしまい、悪循環。
行政の相談窓口もありますが、自分が母親として劣っていると思い込んだママは、電話をかける勇気はなかなか出ないと思います。
私は、限界(寝たきりウツ)になる直前に1回だけ、行政に勇気を出して簡単な相談の電話をしたことがあります。
内容は、こんな感じだったと思います。
「季節の変わり目なので、赤ちゃんの肌着について、半袖か、長袖か、何を着せたら良いのか分からないです。」
普通の判断力があれば、その日の天気によって、臨機応変に自分で考えれば良い内容です。
その時、電話の応対をしてくれた職員の方の返事は、
「大丈夫ですよ。臨機応変に。」
的な感じだったと思います。
正直、その後、
(その、臨機応変が分からない自分は、やっぱり母親として劣ってる。)
と、さらに自分を責めてしまいました。
でも、決して、職員の方を責めるつもりはありません。
業務の傍ら取った電話だっただろうし、私も(心中どうであれ)人前ではハキハキと話すタイプなので、あの電話だけで私の心の闇が伝わるとは思えません。
【育児支援】は大きな社会問題だし、保育士不足等色んな問題点が叫ばれている中、私にはこれ以上どうすることもできません。
ひとまず言えることは、末端の立場の一専業主婦が、ここで偉そうに言葉を並べたところで、結局世の中は何も変わりません。
国の【育児支援】に対しての意識が大きく変わらなければ、それが地方にまで降りて来ることはないでしょう。